随時更新しています。
最新更新日2017年9月16日 LFOの項
2017年9月7日 VCAの項
■■LFO について■■
・「図7-22 ディレイ機能付きLFO-1の回路」の訂正
図7-22で紹介した、CVで振幅が変えられる本邦初公開?の弛緩発振回路を使ったディレイビブラート機能を搭載したLFOですが、大きなミスを発見しました。 コンパレータの入力の極性(5ピンと6ピン)が逆になっています。 清書の祭のミスでした。 ご迷惑を掛けました。
■■VCAについて■■
・「図5-7 VCA、EGのパネルレイアウト」の訂正
図5-7 のパネルレイアウト図中の、SIGNALとPEEKのLED表記が逆転していました。正しくは、上がPEEK(RED LED)で、下がSIGNAL(GREEN LED)です。
この誤りは、連載時点から残っていたものです。
・「図4-8 新たに設計したVCAモジュールの回路」の訂正
図4-8 に参考に記載しているパネル裏配線のところの、Initilal Gain VR に接続した抵抗の値470KΩは、図4-2 記載の150KΩに合わせてください。
このままではInitilal Gain を絞っても音が漏れる可能性があります。
・「今作るならのVCAモジュールの課題」
図4-8の「今作るなら」VCAは、LIN/EXP 切り替えとして、Q3とQ4のエミッタ間の抵抗R8をショートすることで行う設計です。これは、図4-2のオリジナルのVCAのLIN/EXP 切り替えよりもシンプルになる思い採用しました。
しかし、Expモードのときに、CV=10[V]のときトータルゲインを1にするよう調整する機能(可変抵抗VR2)が存在しないので、LIN⇔EXP を切り替える度に Initial Gain VRを調整し直さなくてはならず、大変使いにくい物になっています。
実使用の配慮に乏しい回路を紹介したことをお詫び致します。
これから製作される方は、図4-2のオリジナルのVCAをお勧めします。
■■MIDI-CV変換モジュールについて■■
・【いま作るなら】図3-12 新たに設計したMIDI-CV変換モジュールの回路
図中のDINコネクタの接続図は、コネクタの裏面(ハンダ付けする側)から見た図です。
正面からみた図にも見えますので、ご注意ください。紛らわしいくてすみません。
■■VCOについて■■
・【いま作るなら】のオシレータ・シンクが動作しない
既に「復刻のVCOモジュール」を製作された方で、
図2-10の「復刻VCO」を図2-24の「いま作るならVCO」に置き換えたところ、オシレータ・シンクが動作しない、との報告がありました。
シンク入力の極性が「復刻VCO」と逆になっていたのが原因です。(「復刻」は立下りエッジで、「いま作るなら」は立上がりエッジ)
対処方法としては、以下の選択肢があります
(1) 簡単なのは、パネル裏配線を、
「シンク出力に鋸歯状波を出力」から「シンク出力にパルス波を出力」に変更する方法です。パルス波は立上がりエッジがあるのでシンクがかかります。
この方法が簡単なのでお勧めします。
(2) パネル裏配線を変更したくない方は、図2-24のシンク入力回路を次のように変更すれば、立下がりエッジでシンクが掛かるようになります。
■■VCPSについて■■
・「図9-6 VCPSの回路」の訂正
図9-6 の78L05 出力付近の抵抗(220Ω)の記載ミスという重大な誤りが見つかりました。正しくは、下図のとおりです。このミスはVCPSのアンチログ特性に悪影響を与えますので、是非書籍に訂正を書き込んでください。
なお、説明図(図9-7)とパターン図(図9-8)は正しく記載されています。
ミス発生の原因ですが、
この抵抗は当時の連載には無かったものです。今回の復刻に当たり78L05 の動作として好ましくない設計であったことに気づき、こっそり直そうとした結果かえってエンバグしてしまいました。申し訳ありません。(なお当初設計のものは、結果的には性能に悪影響はありませんでしたが、新たに作る方は今回の訂正に従ってください。)
・「図9-8 VCPS基板のパターン図」の訂正
図9-8の端子Cに接続されている抵抗は、15KΩに見えますが、正しくは1.5KΩです。(図9-6の回路図は正しい)
■■その他のモジュール■■
・「図8-7のS&H,RM,オーディオミキサー,STD OSCのパターン図」の訂正
図8-7の電源端子のパスコン(10μF)の耐圧が、10Vになっていますが正しくは25Vです。(部品表は正しい)
書籍の内容の間違い、誤植、ご質問などありましたら、hmasynth@yahoo.co.jp まで連絡願います。(@は全角ですので、@に変更してください。)